コラム
カンテの基礎知識

 
簡単ボイトレ (20)息継ぎは計画的に

2022年12月25日アップ

1人でできる簡単ボイトレの20回目です。
 
今回は、今すぐにできるけど効果が高い息の吸い方をご紹介したいと思います。
 
前々回は歌いだす寸前ではなくて、前もって吸っておく、
前回は息を吸う量はほどほどにというお話しをしました。
 
3回目の今回も、特に先生がいなくてもすぐに一人で出来て、
あきらかに歌が上達したように聞こえる息の吸い方をご紹介します。
 
今回のテーマは、ズバリ 息継ぎ!!!
 
一般的に、ほとんどのジャンルの歌には譜面がありますよね。
譜面には音程や音の長さの他に、息継のタイミングが書いてあったりします。
 
でも、フラメンコのカンテの場合は最初っから譜面がないので、
CDや先生のお手本などの音源を丸暗記する方が多いと思うのですが、
その際、息継のタイミングもちゃんと取れてますか?
 
実は、カンテには決まった息継ぎのタイミングと言うものがありません。
あくまでも歌い手が自由に息継ぎをしていいことになっているんです。
(カンテによっては、この部分だけは息継ぎして欲しくない、
みたいなのはありますけど。それはかなりレベルの高い
リブレのカンテに限るので、今は心配しなくて大丈夫です。)
 
で、問題はこの<歌い手が自由に息継ぎをしていい>というところなんですね。
 
多くの生徒さんをお教えしていて、いつも不思議に思うのですが、
息継ぎはなるべくならしない方がいいって、思っている方が多いんです。
 
”息は長く持つ方がいいので、できれば息継ぎをしないで歌いたい!”
 
こんな間違えた考えが、あなたの歌のレベルを下げているかもしれませんね。
 
確かに歌の種類によっては、長く息が続く方がいいこともあるでしょうし、
プロの歌手にとっては、一息でずっと歌える事もアピールポイントになります。
 
でも、すべてのプロ歌手が息が長く続くわけではなくて、
それぞれが自分の長所をアピールすればいいだけのことなんですよね。
 
声の美しさ、リズム感、歌詞の発音、フェイク、音程の正確さ、、、などなど
アピールポイントは他にもいっぱいありますから。
 
でも、あまり息が続かない人の場合は、ひとつ必要なスキルというか、
歌う前に準備が必要になります。
 
それは、プロ歌手だけではなく、一般の歌好きの方でも出来る方法なので、
今日はその準備方法をご紹介したいと思います。
 
前もってする準備、それは、息継ぎのポイントを決めておいて、
必ずそこで息を継ぐように何度も練習しておくことなんです。
 
息継ぎが上手くできないとお悩みのそこあなた、
毎回行き当たりばったりに息を継いではいませんか?
 
できれば少しでも長く続けて歌って息を継がないで済ませたいけれど、
途中でどうしても苦しくなって、あわてて息を継いで、、、、
 
そんなことを繰り返していたら、歌は安定しないし、
息を継ぐ前後で音程や発音も不安定になってしまいます。
 
それに息苦しさが続けば、どんどん息が上がってしまい、
もっと一息で歌える時間が短くなるし、いいことないんですよね。
 
と言うわけで、前もって安全で確実な息継ぎのタイミングを見極めておいて、
毎回かならず同じタイミングで息を継ぐように練習しておくのが
今回お勧めの方法です。
(息継ぎのタイミングは、歌詞を書いた紙にメモしておくといいですね。)
 
ここでの一番のポイントは安全で確実と言うこと。
 
つまり風邪をひいてちょっとくらいぜーぜーしていたとしても、
本番であがってしまい呼吸が浅くなっていたとしても
このタイミングまでは楽にたどり着けるところに、
息継ぎのポイントを持って来ておくんです。
 
こうしておけば、人前で歌う時に多少あせったり、
うまく息が吸えなかったりしても、
いつも練習しているタイミングで確実に吸って行けば、
曲の最後まで落ち着いて歌いきることが出来るようになります。
 
最後まで落ち着いて歌い切れれば、
歌唱力が2,3割アップしたように聞こえますよ。
 
根本的な歌唱力アップの為のボイトレはじっくり続けるとして、
とりあえずこの息継ぎ法を試してみませんか?
 
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1人でできる簡単ボイトレの20回目です。
 
今回は、今すぐにできるけど効果が高い息の吸い方をご紹介したいと思います。
 


 
前々回は歌いだす寸前ではなくて、前もって吸っておく、前回は息を吸う量はほどほどにというお話しをしました。
 
3回目の今回も、特に先生がいなくてもすぐに一人で出来て、あきらかに歌が上達したように聞こえる息の吸い方をご紹介します。
 


 
今回のテーマは、ズバリ 息継ぎ!!!
 
一般的に、ほとんどのジャンルの歌には譜面がありますよね。譜面には音程や音の長さの他に、息継のタイミングが書いてあったりします。
 


 
でも、フラメンコのカンテの場合は最初っから譜面がないので、CDや先生のお手本などの音源を丸暗記する方が多いと思うのですが、その際、息継のタイミングもちゃんと取れてますか?
 


 
実は、カンテには決まった息継ぎのタイミングと言うものがありません。あくまでも歌い手が自由に息継ぎをしていいことになっているんです。
 


 
(カンテによっては、この部分だけは息継ぎして欲しくない、みたいなのはありますけど。それはかなりレベルの高いリブレのカンテに限るので、今は心配しなくて大丈夫です。)
 


 
で、問題はこの<歌い手が自由に息継ぎをしていい>というところなんですね。
 
多くの生徒さんをお教えしていて、いつも不思議に思うのですが、息継ぎはなるべくならしない方がいいって、思っている方が多いんです。
 


 
”息は長く持つ方がいいので、できれば息継ぎをしないで歌いたい!”
 
こんな間違えた考えが、あなたの歌のレベルを下げているかもしれませんね。
 


 
確かに歌の種類によっては、長く息が続く方がいいこともあるでしょうし、プロの歌手にとっては、一息でずっと歌える事もアピールポイントになります。
 


 
でも、すべてのプロ歌手が息が長く続くわけではなくて、それぞれが自分の長所をアピールすればいいだけのことなんですよね。
 
声の美しさ、リズム感、歌詞の発音、フェイク、音程の正確さ、、、などなどアピールポイントは他にもいっぱいありますから。
 


 
でも、あまり息が続かない人の場合は、ひとつ必要なスキルというか、歌う前に準備が必要になります。
 
それは、プロ歌手だけではなく、一般の歌好きの方でも出来る方法なので、今日はその準備方法をご紹介したいと思います。
 


 
前もってする準備、それは、息継ぎのポイントを決めておいて、必ずそこで息を継ぐように何度も練習しておくことなんです。
 


 
息継ぎが上手くできないとお悩みのそこあなた、毎回行き当たりばったりに息を継いではいませんか?
 
できれば少しでも長く続けて歌って息を継がないで済ませたいけれど、途中でどうしても苦しくなって、あわてて息を継いで、、、、
 


 
そんなことを繰り返していたら、歌は安定しないし、息を継ぐ前後で音程や発音も不安定になってしまいます。
 
それに息苦しさが続けば、どんどん息が上がってしまい、もっと一息で歌える時間が短くなるし、いいことないんですよね。
 


 
と言うわけで、前もって安全で確実な息継ぎのタイミングを見極めておいて、毎回かならず同じタイミングで息を継ぐように練習しておくのが今回お勧めの方法です。
(息継ぎのタイミングは、歌詞を書いた紙にメモしておくといいですね。)
 


 
ここでの一番のポイントは安全で確実と言うこと。
 


 
つまり風邪をひいてちょっとくらいぜーぜーしていたとしても、本番であがってしまい呼吸が浅くなっていたとしてもこのタイミングまでは楽にたどり着けるところに、息継ぎのポイントを持って来ておくんです。
 


 
こうしておけば、人前で歌う時に多少あせったり、うまく息が吸えなかったりしても、いつも練習しているタイミングで確実に吸って行けば、曲の最後まで落ち着いて歌いきることが出来るようになります。
 


 
最後まで落ち着いて歌い切れれば、歌唱力が2,3割アップしたように聞こえますよ。
 
根本的な歌唱力アップの為のボイトレはじっくり続けるとして、とりあえずこの息継ぎ法を試してみませんか?
 
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