コラム
カンテの基礎知識

 
179回 カンテを学ぶということー41

2021年11月14日アップ

カンテを実際に学ぶお勧めの順番をご紹介しております。
 
最初に今までご紹介したカンテ達を順番にご紹介しましょう。
1.ガロティン
2.ファルーカ
3.グアヒーラ
4.コロンビアーナ
5.バンベーラ
6.ティエント
7.ソロンゴ
8.シギリージャ
9.カーニャ
10.ソレア・デ・カディス
 
この順番いかがでしょうか?
 
時間もかかりますしいくつかの壁を超えないといけないので、
ここまで来るのはなかなか大変だったと思います。
 
ここまで頑張ってこられた方に、次にご紹介したいのが、
11番目のカラコレスです。
 
これ、アレグリアスの仲間では最初のカンテですね。
 
ソレア系のカンテをある程度こなせるようになったら、
同じリズム体型をもつアレグリアスの仲間に入るのに
いいタイミングだと思います。
 
アレグリアスはリズム体型はソレアと一緒でも、
スピードはぐっと速くなるので、
リズムに慣れていないとなかなかきびしいんですよね。
 
同じアレグリアスの仲間の中で、カラコレスを最初にご紹介する理由は、
メロディがわかりやすいことと、そこまで速くはないこと。
 
そして、このカラコレスもカーニャと一緒でカンテ・コンプレートなんです。
(カンテ・コンプレートに関しては、
カンテを学ぶと言うこと―39をご覧ください。)
 
カンテコンプレートは、同じお仲間のカンテの集大成なので、
曲の構成などでも、同じ曲種群のカンテの理解に役立ちます。
 
カラコレスは、お馴染みのカラコレ―♪ というかたつむりの売り声の部分が
特に知られていると思いますが、もともとは戦勝歌だった流行歌に、
お馴染みカンテの生みの親の1人アントニオ・チャコンが売り声を足して、
1曲のカンテにまとめたもの。
 
カラコレ―♪というかたつむりの売り声は、
カディスらしさを出す為に加えられたと言われています。
 
でも、このカラコレスに出てくる売り声は、
実際の初夏のかたつむり売りの売り声と言うより、
晩秋から冬にかけての焼き栗売りの売り声のメロディのほうが
近いかもしれません。
 
晴れやかなカディスの青空と、市場のわちゃわちゃした雰囲気が出せたら、
とっても楽しいカンテになると思います。
 
ぜひ習得してくださいね。
 
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最初に今までご紹介したカンテ達を順番にご紹介しましょう。
1.ガロティン
2.ファルーカ
3.グアヒーラ
4.コロンビアーナ
5.バンベーラ
6.ティエント
7.ソロンゴ
8.シギリージャ
9.カーニャ
10.ソレア・デ・カディス
 


 
この順番いかがでしょうか?
 
時間もかかりますしいくつかの壁を超えないといけないので、ここまで来るのはなかなか大変だったと思います。
 


 
ここまで頑張ってこられた方に、次にご紹介したいのが、11番目のカラコレスです。
 
これ、アレグリアスの仲間では最初のカンテですね。
 


 
ソレア系のカンテをある程度こなせるようになったら、同じリズム体型をもつアレグリアスの仲間に入るのにいいタイミングだと思います。
 
アレグリアスはリズム体型はソレアと一緒でも、スピードはぐっと速くなるので、リズムに慣れていないとなかなかきびしいんですよね。
 


 
同じアレグリアスの仲間の中で、カラコレスを最初にご紹介する理由は、メロディがわかりやすいことと、そこまで速くはないこと。
 
そして、このカラコレスもカーニャと一緒でカンテ・コンプレートなんです。(カンテ・コンプレートに関しては、カンテを学ぶと言うこと―39をご覧ください。)
 


 
カンテコンプレートは、同じお仲間のカンテの集大成なので、曲の構成などでも、同じ曲種群のカンテの理解に役立ちます。
 


 
カラコレスは、お馴染みのカラコレ―♪ というかたつむりの売り声の部分が特に知られていると思いますが、もともとは戦勝歌だった流行歌に、お馴染みカンテの生みの親の1人アントニオ・チャコンが売り声を足して、1曲のカンテにまとめたもの。
 


 
カラコレ―♪というかたつむりの売り声は、カディスらしさを出す為に加えられたと言われています。
 


 
でも、このカラコレスに出てくる売り声は、実際の初夏のかたつむり売りの売り声と言うより、晩秋から冬にかけての焼き栗売りの売り声のメロディのほうが
近いかもしれません。
 


 
晴れやかなカディスの青空と、市場のわちゃわちゃした雰囲気が出せたら、とっても楽しいカンテになると思います。
 
ぜひ習得してくださいね。
 
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カンテデンランヒータ
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