コラム
カンテの基礎知識

 
157回 カンテを学ぶということー19

2021年5月23日アップ

前回から日本に目を移して、日本のカンテ練習生事情をお話ししています。
 
日本でカンテを習おうと思った方には、どんな方がいらっしゃるのかを、
私自身がであった人数が多い順に並べてみると、以下のようになりました。
 
第1位 バイレのレッスンを受けている方
第2位 家族や友人にバイレのレッスンを受けている人がいる方
第3位 スペイン旅行に行った時、生のフラメンコを見て
第4位 クラシックギターファン(習ってる)の方でフラメンコギターも知って
第5位 今時な音楽を実際に演奏していてフラメンコの存在を知った方
 
前回のコラムでは、1位と2位をご紹介したので、
今回は3位からお話を始めましょう。
 
今はなかなか難しいですが、20年ほど前に新婚旅行でスペインに行くのが
流行ったことがありました。
 
そして、それまでほとんどフラメンコに触れたことがなかったのに、
ツアーに組み込まれていたフラメンコショーを見てすっかり魅せられて、
日本に帰ってからフラメンコ教室を探す方がたくさんいらっしゃいました。
 
もちろん観光客用のショーですから踊りが中心の華やかな構成で、
日本でお教室を探した方もバイレ教室が多かったんです。
 
でも、、、
なぜか後ろで渋く歌っているカンテに興味を持つ方もいらっしゃって、
そういう方があちこち探して、当教室の門を叩かれました。
 
あの華やかなショーを見て、あえてカンテを学ぼうとされる方なので、
かなり気合が入っている方が多いんですよね。
 
次に4位のクラシックギターファンの方に関してお話しを進めましょう。
スペインには俗にスパニッシュギターと呼ばれるギターのジャンルがあります。
クラシックギターに分類されることも多いのですが、
もう少し民謡寄りだったり、スペイン独特の切ないメロディが
日本のクラシックギターファンにも人気です。
 
そんなスパニッシュギターを聞いている方々が、
スペインのギタリストとして知るのが、
パコ・デ・ルシアやビセンテ・アミーゴなどのフラメンコも弾くギタリスト達。
 
スパニッシュギターなのかとCDを手に取って聞いていると、
なぜか独特の歌が入っていて驚かれることもあるようです。
もちろん、その独特の歌とはフラメンコのカンテで、
それをきっかけにカンテに興味を持つ方もいらっしゃるようなんです。
 
もともとスパニッシュギターファンの方ですから、
フラメンコの持つ切ないメロディに惹かれるでしょうし、
平均律で弾かれるギターと、平均律ではないカンテとの関係に興味を持ち、
なかなかするどい質問をうけることもありますね。
 
最後に第5位の、今時の音楽を実際に演奏している方です。
 
フラメンコの世界の方にはあまり知られていないかもしれませんが,
一般的なJ-POPの世界にも、カンテファンを公言するアーティストが
何人かいらっしゃいます。
 
そういう方の発言や、カンテから影響を受けて作った曲に興味を持って、
カンテ教室の門を叩く方が、当教室にもいらっしゃったんですよ。
 
見るからにロックミュージシャンという服装の方がいらしたり、
プロのジャズシンガーの方がいらしたりと、とっても楽しいんです。
 
私も、バイレ関連でいらした方にレッスンの内容を合わせすぎないように、
様々な方に楽しんで頂けるようなお教室を運営を心掛けています。
 
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前回から日本に目を移して、日本のカンテ練習生事情をお話ししています。
 


 
日本でカンテを習おうと思った方には、どんな方がいらっしゃるのかを、私自身がであった人数が多い順に並べてみると、以下のようになりました。
 


 
第1位 バイレのレッスンを受けている方
第2位 家族や友人にバイレのレッスンを受けている人がいる方
第3位 スペイン旅行に行った時、生のフラメンコを見て
第4位 クラシックギターファン(習ってる)の方でフラメンコギターも知って
第5位 今時な音楽を実際に演奏していてフラメンコの存在を知った方
 


 
前回のコラムでは、1位と2位をご紹介したので、今回は3位からお話を始めましょう。
 


 
今はなかなか難しいですが、20年ほど前に新婚旅行でスペインに行くのが流行ったことがありました。
 


 
そして、それまでほとんどフラメンコに触れたことがなかったのに、ツアーに組み込まれていたフラメンコショーを見てすっかり魅せられて、日本に帰ってからフラメンコ教室を探す方がたくさんいらっしゃいました。
 


 
もちろん観光客用のショーですから踊りが中心の華やかな構成で、日本でお教室を探した方もバイレ教室が多かったんです。
 
でも、、、
なぜか後ろで渋く歌っているカンテに興味を持つ方もいらっしゃって、そういう方があちこち探して、当教室の門を叩かれました。
 


 
あの華やかなショーを見て、あえてカンテを学ぼうとされる方なので、かなり気合が入っている方が多いんですよね。
 


 
次に4位のクラシックギターファンの方に関してお話しを進めましょう。
スペインには俗にスパニッシュギターと呼ばれるギターのジャンルがあります。クラシックギターに分類されることも多いのですが、もう少し民謡寄りだったり、スペイン独特の切ないメロディが日本のクラシックギターファンにも人気です。
 


 
そんなスパニッシュギターを聞いている方々が、スペインのギタリストとして知るのが、パコ・デ・ルシアやビセンテ・アミーゴなどのフラメンコも弾くギタリスト達。
 


 
スパニッシュギターなのかとCDを手に取って聞いていると、なぜか独特の歌が入っていて驚かれることもあるようです。
もちろん、その独特の歌とはフラメンコのカンテで、それをきっかけにカンテに興味を持つ方もいらっしゃるようなんです。
 


 
もともとスパニッシュギターファンの方ですから、フラメンコの持つ切ないメロディに惹かれるでしょうし、平均律で弾かれるギターと、平均律ではないカンテとの関係に興味を持ち、なかなかするどい質問をうけることもありますね。
 


 
最後に第5位の、今時の音楽を実際に演奏している方です。
 


 
フラメンコの世界の方にはあまり知られていないかもしれませんが,一般的なJ-POPの世界にも、カンテファンを公言するアーティストが何人かいらっしゃいます。
 
そういう方の発言や、カンテから影響を受けて作った曲に興味を持って、カンテ教室の門を叩く方が、当教室にもいらっしゃったんですよ。
 


 
見るからにロックミュージシャンという服装の方がいらしたり、プロのジャズシンガーの方がいらしたりと、とっても楽しいんですよ。
 


 
私も、バイレ関連でいらした方にレッスンの内容を合わせすぎないように、様々な方に楽しんで頂けるようなお教室を運営を心掛けています。
 
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