コラム
カンテの基礎知識

 
フラメンコのコツ 
(8)フラメンコを知るためにレッスン以外で出来る事
<バイレ映像で自習しましょう。<冒頭部>>

2019年10月6日アップ 

 
初心者向きのフラメンコの自習方法をいろいろご紹介しています。
 
前回のバイレ画像の見方の続きです。
 
前回はバイレの画像を部分にわけてみましょうというお話しをしました。
今回は具体的に各部の見方に入りましょう。
 
まず、冒頭部の見方についてです。
 
冒頭部と言うのは、とりあえず最初の歌が始まるまでの部分のことで、
まずギターで始まって、そこに踊りが入るのが一般的です。
 
なんですが、、、
 
実は、歌詞のない短い歌がその間に入ることも多く、
その短い歌の部分をサリーダと呼びます。
 
俗に あいあいあい~ とか とらんとらーん とか てぃりてぃ 
とかの部分です。
 
サリーダと言うのはスペイン語で出口のこと。
歌い出しの部分だからそう呼ぶんだそうですけど、
入り口で出口ってなんか変ですよね?
 
実はこの部分は、歌い手がこれから歌う歌はこんな感じですよ!
と紹介するもので、その演目全体の雰囲気をかもしだしているので、
歌詞は無くてもとっても大事なんです。
 
ご自身が発表会などで踊る演目の雰囲気を知りたかったら、
CDやYOUTUBEなどで、カンテのこの部分だけでも
丁寧に聞いておくといいと思います。
 
では、実際に踊りの映像を見て見ましょう。
 
たとえば、最初にギターが<じゃかじゃかー>ってあって、
で、カンテが<あいあいあいあいー>ってあって、
そのすぐ後で足が<たたいたたたいた>ってしばらくあって、
<どんどんどんどん> って止まる。
 
もしこのくらい聞き取ることができれば、
かなり振り付けが理解できるようになっていますね。
 
最初はなかなか大変だと思いますが、
なるべく短く踊りを区切って、その部分だけ繰り返し見るっていうか、
聞くことでだんだんわかるようになってきます。
 
コツは目で振りを追うのではなくて、あくまでも耳で聞くようにすること。
 
こうしていくつかの部分に分ける事が出来るようになったら、
次は、それぞれの部分のスピードに注意してみてください。
 
どの部分もずっと一緒の速さなのか、
どこかで速くなったり遅くなったりしてないか、
速さに違いがあるのを見つけたら、それもメモするようにしてください。
 
ゆっくりのギターがあって、
あいあいあいあいーーー があって、
で、いきなり速い足があってー、
足がゆっくりになって、どんどんどんどん で止まる。
 
このくらいまで取れると、振り付けの臨場感まで感じられますね。
  
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前回のバイレ画像の見方の続きです。
 


 
前回はバイレの画像を部分にわけてみましょうというお話しをしました。今回は具体的に各部の見方に入りましょう。
 


 
まず、冒頭部の見方についてです。
 
冒頭部と言うのは、とりあえず最初の歌が始まるまでの部分のことで、まずギターで始まって、そこに踊りが入るのが一般的です。
 


 
なんですが、、、
 
実は、歌詞のない短い歌がその間に入ることも多く、その短い歌の部分をサリーダと呼びます。
 


 
俗に あいあいあい~ とか とらんとらーん とか てぃりてぃ とかの部分です。
 
 
サリーダと言うのはスペイン語で出口のこと。歌い出しの部分だからそう呼ぶんだそうですけど、入り口で出口ってなんか変ですよね?
 


 
実はこの部分は、歌い手がこれから歌う歌はこんな感じですよ!と紹介するもので、その演目全体の雰囲気をかもしだしているので、歌詞は無くてもとっても大事なんです。
 


 
ご自身が発表会などで踊る演目の雰囲気を知りたかったら、CDやYOUTUBEなどで、カンテのこの部分だけでも丁寧に聞いておくといいと思います。
 


 
では、実際に踊りの映像を見て見ましょう。
 
たとえば、最初にギターが<じゃかじゃかー>ってあって、で、カンテが<あいあいあいあいー>ってあって、そのすぐ後で足が<たたいたたたいた>ってしばらくあって、<どんどんどんどん> って止まる。
 


 
もしこのくらい聞き取ることができれば、かなり振り付けが理解できるようになっていますね。
 


 
最初はなかなか大変だと思いますが、なるべく短く踊りを区切って、その部分だけ繰り返し見るっていうか、聞くことでだんだんわかるようになってきます。
 


 
コツは目で振りを追うのではなくて、あくまでも耳で聞くようにすること。
 


 
こうしていくつかの部分に分ける事が出来るようになったら、次は、それぞれの部分のスピードに注意してみてください。
 


 
どの部分もずっと一緒の速さなのか,どこかで速くなったり遅くなったりしてないか、速さに違いがあるのを見つけたら、それもメモするようにしてください。
 


 
ゆっくりのギターがあって、あいあいあいあいーーー があって、で、いきなり速い足があってー、足がゆっくりになって、どんどんどんどん で止まる。
 
このくらいまで取れると、振り付けの臨場感まで感じられますね。
  
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