コラム
カンテの基礎知識

 
フラメンコの基礎知識 
(25)フラメンコの歌詞に出てくる恋愛・結婚
 <恋するアンダルシア人って?>

2019年3月3日アップ

 
前回のコラムで、一般的なアンダルシアの農村部の人達の
結婚についてお話ししました。
 
彼らの結婚は、一応恋愛結婚の形ではあるんですが、
相手が幼なじみということが多く、長年かけて十分に知りつくした相手との、
ある意味、家族になるシステムなんです。
 
もちろん、それが本来の結婚なのかもしれませんが、
私には、恋愛感情というものとは少し違うように感じました。
 
さて、前回のコラムの最後にお話ししたように、
恋愛するアンダルシア人について、ご紹介して行きたいと思います。
 
前回お話したように、農村部の多くの若者が、幼なじみと長く付き合って、
10代のうちに結婚に至ります。
 
でも、なんらかの原因で、結婚に至らない場合も、少しはあるんです。
 
今の日本人の場合、お付き合いをした=結婚 ではないことも多いと思います。
でも、アンダルシアの農村部の人達の場合は、
幼なじみと一度お付き合いに至ったら、私の知る限り、
たぶん9割近くが結婚するようです。
 
ただ、スペイン人って実は離婚率も高いんですよね。
アンダルシアでも、3組に1組は離婚すると言われています。
 
はい、、、がっつり恋愛をするのは、実はこのバツありの皆さんなんです。
 
もうある程度の年齢ですし、結婚歴ありの大人です。
酸いも甘いもっていう人たちですから。
 
出会いの場もセビージャには多いですし、離婚して1人になったとたんに、
お相手を紹介する話がばんばん来たりもするようです。
 
スペインは他のヨーロッパ諸国と同じように、どこに行くにも男女ペアが基本、
食事でも、映画でも、パーティでも、パートナーがいないと
肩身が狭い思いをします。(ええ、私はいっつも肩身が狭いですよ。とほほ。)
 
ですから、男女問わずパートナーがいないことは死活問題なんですよね。
 
10代のころのような、様々な制約がなくなって、
自分の意志もはっきり言えるようになっていて・・・
 
ね? 恋愛がっつりしそうでしょ?
 
という訳で、このバツありの皆さんが、二股かけたり、裏切ったり、
同棲したり、解消したり、なんてことをアグレッシブに繰り返すのです。
 
私のプライベートの友人にも、
アンダルシア人で私と同じ年の結婚歴のある女性が4人います。
1人は旦那さんと死別なんですが、残りの3人は離婚していて、
みんなお子さんもいるんです。
 
でも、、、
バツがつくまで、あれほど穏やかな暮らしだった人達なのに、
1人になったとたんに、、、、、、ええ、超アグレッシブなんです。
 
恋の悩み相談なんて、20代の頃に受けて以来だったんですけど、
まさかこの年で、何人もの友人から恋愛相談を受けるとは思いませんでした。
 
友人達、みんな若い頃に恋愛をしてこなかったせいか、
悩みはまるで女子高校生のようで、、、、ちょっと微笑ましかったり、
あまりに赤裸々でびっくりしたり。
 
そんな彼女たちが主役なのが、カンテの歌詞。
 
なので、カンテに出てくる恋愛は少女マンガっぽいと言うより、
どろどろ大人の恋が多いんです。
 
 
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前回のコラムで、一般的なアンダルシアの農村部の人達の結婚についてお話ししました。
 


 
彼らの結婚は、一応恋愛結婚の形ではあるんですが、相手が幼なじみということが多く、長年かけて十分に知りつくした相手との、ある意味、家族になるシステムなんです。
 


 
もちろん、それが本来の結婚なのかもしれませんが、私には、恋愛感情というものとは少し違うように感じました。
 


 
さて、前回のコラムの最後にお話ししたように、恋愛するアンダルシア人について、ご紹介して行きたいと思います。
 


 
前回お話したように、農村部の多くの若者が、幼なじみと長く付き合って、10代のうちに結婚に至ります。
 
でも、なんらかの原因で、結婚に至らない場合も、少しはあるんです。
 


 
今の日本人の場合、お付き合いをした=結婚 ではないことも多いと思います。
でも、アンダルシアの農村部の人達の場合は、幼なじみと一度お付き合いに至ったら、私の知る限り、たぶん9割近くが結婚するようです。
 


 
ただ、スペイン人って実は離婚率も高いんですよね。アンダルシアでも、3組に1組は離婚すると言われています。
 


 
はい、、、がっつり恋愛をするのは、実はこのバツありの皆さんなんです。
 
もうある程度の年齢ですし、結婚歴ありの大人です。酸いも甘いもっていう人たちですから。
 


 
出会いの場もセビージャには多いですし、離婚して1人になったとたんに、お相手を紹介する話がばんばん来たりもするようです。
 


 
スペインは他のヨーロッパ諸国と同じように、どこに行くにも男女ペアが基本、食事でも、映画でも、パーティでも、パートナーがいないと肩身が狭い思いをします。(ええ、私はいっつも肩身が狭いですよ。とほほ。)
 


 
ですから、男女問わずパートナーがいないことは死活問題なんですよね。
 
10代のころのような、様々な制約がなくなって、自分の意志もはっきり言えるようになっていて・・・
 


 
ね? 恋愛がっつりしそうでしょ?
 
という訳で、このバツありの皆さんが、二股かけたり、裏切ったり、同棲したり、解消したり、なんてことをアグレッシブに繰り返すのです。
 


 
私のプライベートの友人にも、アンダルシア人で私と同じ年の結婚歴のある女性が4人います。1人は旦那さんと死別なんですが、残りの3人は離婚していて、みんなお子さんもいるんです。
 


 
でも、、、
バツがつくまで、あれほど穏やかな暮らしだった人達なのに、1人になったとたんに、、、、、、ええ、超アグレッシブなんです。
 


 
恋の悩み相談なんて、20代の頃に受けて以来だったんですけど、まさかこの年で、何人もの友人から恋愛相談を受けるとは思いませんでした。
 
友人達、みんな若い頃に恋愛をしてこなかったせいか、悩みはまるで女子高校生のようで、、、、ちょっと微笑ましかったり、あまりに赤裸々でびっくりしたり。
 


 
そんな彼女たちが主役なのが、カンテの歌詞。
 
なので、カンテに出てくる恋愛は少女マンガっぽいと言うより、どろどろ大人の恋が多いんです。
 
 
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