コラム
カンテの基礎知識
208回 間違えやすいフラメンコ用語:
パルマとパーカッション
なんか違いがわかり難いフラメンコ用語ってありますよね。
レッスンを受け始めたものの、しばらく公演に通ったものの、
なんだかすっきりとしないあなたの為に、
そんな違いがわかり難いフラメンコ用語を解説いたします。
今回紹介するのは パルマとパーカッション です。
パルマは、フラメンコのレッスンでもよく出てくる言葉で、
辞書を引くと意味は ヤシの木(パームツリーですね)ヤシの葉、
その形が似ているから手のひら、とあります。
あれ? パルマって手を叩くって意味じゃないの?
そう思う方も多いと思います。
でも、本来の意味はあくまでも<手のひら>までで、
手を叩くではないんです。
(dar palmadas なら、手を叩くという意味でも使えます。)
ところで、最近のフラメンコの踊りの公演の出演者一覧を見ると
踊り 誰々
カンテ 誰々
ギター 誰々
パーカッション 誰々
となっていることが多いと思いませんか?
舞台上にパルマを叩いている人がいたはずですが???
はい、パーカッションのところに名前がある人が
パルマを叩いていた人なんです。
以前は<パルメーロ 誰々>と書いてあったはずですよね・・・
パルメーロと言うのはパルマを打つ人を指す言葉で、
女性の場合はパルメーラと呼びます。
でも今はほとんどの公演で、パーカッションという言葉が使われています。
その理由はとてもシンプル。
最近は、パルマを叩く人が、曲によってカホンを叩いたり、
他の打楽器も演奏するようになったから。
実は、以前はフラメンコの踊りの公演では、
ほとんどの演目で手拍子が使われていましたが、
最近は演奏方法もバリエーション豊かになり、
手拍子が入らない演目も増えてきました。
そのかわりに、世界中の様々な民族楽器や、
もともとスペインの村々で使われていた楽器、
一般のクラシック音楽や、ロックやジャズなどで使われる楽器など、
様々なものが使われています。
という訳で、パーカッションという言葉が多く使われるようになりました。
たとえ当日パルマしか打たなかったとしても、
パルマもパーカッションのひとつですから、
お役目はパーカッションでOKですしね。
パルマとパーカッションの違い、おわかり頂けましたでしたでしょうか?
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パルマは、フラメンコのレッスンでもよく出てくる言葉で、辞書を引くと意味は ヤシの木(パームツリーですね)ヤシの葉、その形が似ているから手のひら、とあります。
あれ? パルマって手を叩くって意味じゃないの?そう思う方も多いと思います。
でも、本来の意味はあくまでも<手のひら>までで、手を叩くではないんです。
(dar palmadas なら、手を叩くという意味でも使えます。)
ところで、最近のフラメンコの踊りの公演の出演者一覧を見ると
踊り 誰々
カンテ 誰々
ギター 誰々
パーカッション 誰々
となっていることが多いと思いませんか?
舞台上にパルマを叩いている人がいたはずですが???
はい、パーカッションのところに名前がある人がパルマを叩いていた人なんです。
以前は<パルメーロ 誰々>と書いてあったはずですよね・・・
パルメーロと言うのはパルマを打つ人を指す言葉で、女性の場合はパルメーラと呼びます。でも今はほとんどの公演で、パーカッションという言葉が使われています。
その理由はとてもシンプル。
最近は、パルマを叩く人が、曲によってカホンを叩いたり、他の打楽器も演奏するようになったから。
実は、以前はフラメンコの踊りの公演では、ほとんどの演目で手拍子が使われていましたが、最近は演奏方法もバリエーション豊かになり、手拍子が入らない演目も増えてきました。
そのかわりに、世界中の様々な民族楽器や、もともとスペインの村々で使われていた楽器、一般のクラシック音楽や、ロックやジャズなどで使われる楽器など、様々なものが使われています。
という訳で、パーカッションという言葉が多く使われるようになりました。
たとえ当日パルマしか打たなかったとしても、パルマもパーカッションのひとつですから、お役目はパーカッションでOKですしね。
パルマとパーカッションの違い、おわかり頂けましたでしたでしょうか?
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