カンテを実際に学ぶお勧めの順番をご紹介しております。
 
前回、前々回とレバンテのカンテをお勧めしました。
前回のアバンドラオを習得出来た方にお勧めするのが、満を持してのアレグリアスです。
 

 
アレグリアスは、カディスのカンテの中でも圧倒的に難易度が高いカンテです。
 
踊りでは割合に初心者の内に習うことが多いので、カンテも簡単なのではと思われるかもしれませんが、リズムがトリッキーで、音域も広く、スピードも速いと、難しいカンテの要素が揃っています。
 

 
もちろん勉強方法は、他のカンテと同じように、まずはゆっくりゆっくり正しい音程を習得してください。
 

 
もし、いきなりアレグリアスを学ぶのが難しい場合は、同じアレグリアスのグループのカンティーニャスやロメラなどを、先に学んでおくこともいいかもしれません。
 

 
ロメラは日本ではめったに聞くことがないカンテですが、カンティーニャスは実はアレグリアスの踊りバックのカンテとして、よく使われているんですよ。
 

 
時々、カンティーニャスをアレグリアスと勘違いされている方もいらっしゃるので、もしかするとアレグリアスってそんなに難しいの？って思わるかもしれませんね。
 
カンティーニャスは音域も狭いですし、音もそこまで細かくないので、だいぶ難易度は低くなります。
 

 
アレグリアスの踊りバックが必要な方も、カンティーニャスがあれば、とりあえずはなんとかなるので、まず学んでみるのもいいですね。
 
もちろん、カンティーニャスをクリアしたら、ちゃんとアレグリアスも学んでくださいね。
 
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