コラム
カンテの基礎知識
180回 カンテを学ぶということー42
カンテを実際に学ぶお勧めの順番をご紹介しております。
前回は満を持してアレグリアスの仲間のカンテ、カラコレスをお勧めしました。
カラコレスはメロディが美しいのでファンも多いカンテだと思います。
では、次は?????
今回も今までに触れてこなかったカンテのグループから選びたいと思います。
それは、レバンテのカンテから カルタヘネラ です。
レバンテのカンテは、ソレアやアレグリアスなど多くのカンテが
アンダルシアの西側にルーツを持っているのに対し、
アンダルシアの東にルーツを持っています。
メロディも今までのカンテとは全く違う音調で、
スペイン人のプロのフラメンコ歌手でもレバンテのカンテを一切歌わない人も、
実はかなりいるくらい独特なんですよ。
それなのに、なぜこのタイミングかと言うと、
カラコレスで学んだ美しいメロディを歌う感覚を、
よりもう一歩進めることが出来るから。
フラメンコと言うとリズムが激しいカンテばかりに目が行きがちですが、
カンテに慣れてくると、メロディの美しさに気が付いてくるのでは
ないでしょうか?
当教室の生徒さん達も、このくらいの段階になると、
よりメロディの美しいカンテに興味が移ってくる方が多いんですよね。
そんなタイミングで、本当にメロディが美しいカンテなのに、
そこまで難易度の高くないカルタヘネラは、手ごたえたっぷりのわりに、
ちゃんと歌えるようになる有難いカンテです。
今までバイレの世界からカンテを見てきた人にも、
カンテソロの面白さに足を踏み込むきっかけにぴったりなんです。
カルタヘネラはレバンテのカンテの中で一番都会的で洗練されている、
つまり民謡的ではなく、西洋音楽的であると言われています。
なので、ネイティブではない私たち外国人にとって、
レバンテのカンテの中で一番身近なメロディって事なんです。
また、歌う時、リズムがついつい速くなってしまう方にも、
このカンテは効果絶大です。
リズムばかりではなく、その美しいメロディを味わうことで、
ゆったりと歌うことが出来るようになるからです。
声が細くて、重たいカンテが苦手な方にもお勧めですよ。
<最新のコラムはメルマガでもお読み頂けます。
<ご希望の方はメルマガ登録フォームからご登録ください。
カンテを実際に学ぶお勧めの順番をご紹介しております。
前回は満を持してアレグリアスの仲間のカンテ、カラコレスをお勧めしました。カラコレスはメロディが美しいのでファンも多いカンテだと思います。
では、次は?????
今回も今までに触れてこなかったカンテのグループから選びたいと思います。
それは、レバンテのカンテから カルタヘネラ です。
レバンテのカンテは、ソレアやアレグリアスなど多くのカンテがアンダルシアの西側にルーツを持っているのに対し、アンダルシアの東にルーツを持っています。
メロディも今までのカンテとは全く違う音調で、スペイン人のプロのフラメンコ歌手でも、レバンテのカンテを一切歌わない人も、実はかなりいるくらい独特なんですよ。
それなのに、なぜこのタイミングかと言うと、カラコレスで学んだ美しいメロディを歌う感覚を、よりもう一歩進めることが出来るから。
フラメンコと言うとリズムが激しいカンテばかりに目が行きがちですが、カンテに慣れてくると、メロディの美しさに気が付いてくるのではないでしょうか?
当教室の生徒さん達も、このくらいの段階になると、よりメロディの美しいカンテに興味が移ってくる方が多いんですよね。
そんなタイミングで、本当にメロディが美しいカンテなのに、そこまで難易度の高くないカルタヘネラは、手ごたえたっぷりのわりに、ちゃんと歌えるようになる有難いカンテです。
今までバイレの世界からカンテを見てきた人にも、カンテソロの面白さに足を踏み込むきっかけにぴったりなんです。
カルタヘネラはレバンテのカンテの中で一番都会的で洗練されている、つまり民謡的ではなく、西洋音楽的であると言われています。
なので、ネイティブではない私たち外国人にとって、レバンテのカンテの中で一番身近なメロディって事なんです。
また、歌う時、リズムがついつい速くなってしまう方にも、このカンテは効果絶大です。
リズムばかりではなく、その美しいメロディを味わうことで、ゆったりと歌うことが出来るようになるからです。
声が細くて、重たいカンテが苦手な方にもお勧めですよ。
<最新のコラムはメルマガでもお読み頂けます。
<ご希望の方はメルマガ登録フォームからご登録ください。