コラム
カンテの基礎知識
175回 カンテを学ぶということー37
実際にカンテを学ぶ順番をお話しして、今回で4回目になります。
ガロティン、ファルーカ、グアヒーラ、コロンビアーナ、
バンベーラ、ティエントと進めてきた所です。
その次に進むべきはソレアとシギリージャなんですが、
ティエントあたりで先にすすめず困っちゃっている人も多いと思いますので、
ここでちょっとだけ補足的な歌を学んでみてはいかがでしょうか?
補足的な歌としてお勧めなのが、日本でも人気のガルシア・ロルカの曲です。
ロルカは作家、詩人として有名ですが、実は戯曲もいろいろ書いていて、
今でいうミュージカルのようなものも発表しています。
そんなミュージカルの挿入歌として、
ロルカの戯曲集にも譜面が載っているのが、
ソロンゴ・ヒターノとカフェ・デ・チニータスです。
(他にはタララとか19世紀のセビジャーナスなどもあります。)
どちらもリズムはゆるい3拍子なんですが、
カンテ勉強の一環として歌う場合は、
ソレアやブレリアのリズムに乗せかえて歌う練習をするのもいいですね。
ソロンゴ・ヒターノは4拍子で歌うこともできますので、
同じメロディを3拍子、12拍子、4拍子と切り替えて歌う練習に
ももってこいです。
それに、ソロンゴ・ヒターノとカフェ・デ・チニータスには、
ティエントのような譜面に書けない音程は一切出てこないですし、
譜面も市販されているので、他の音楽をやったことがある方にも
入りやすいと思います。
歌詞も、さすがロルカの詩ですから、とても美しいですし、
発音練習として音読するだけでも、
スペイン語のリズムをつかむ練習にいいですね。
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ガロティン、ファルーカ、グアヒーラ、コロンビアーナ、バンベーラ、ティエントと進めてきた所です。
その次に進むべきはソレアとシギリージャなんですが、ティエントあたりで先にすすめず困っちゃっている人も多いと思いますので、ここでちょっとだけ補足的な歌を学んでみてはいかがでしょうか?
補足的な歌としてお勧めなのが、日本でも人気のガルシア・ロルカの曲です。
ロルカは作家、詩人として有名ですが、実は戯曲もいろいろ書いていて、今でいうミュージカルのようなものも発表しています。
そんなミュージカルの挿入歌として、ロルカの戯曲集にも譜面が載っているのが、ソロンゴ・ヒターノとカフェ・デ・チニータスです。
(他にはタララとか19世紀のセビジャーナスなどもあります。)
どちらもリズムはゆるい3拍子なんですが、カンテ勉強の一環として歌う場合は、ソレアやブレリアのリズムに乗せかえて歌う練習をするのもいいですね。
ソロンゴ・ヒターノは4拍子で歌うこともできますので、同じメロディを3拍子、12拍子、4拍子と切り替えて歌う練習にももってこいです。
それに、ソロンゴ・ヒターノとカフェ・デ・チニータスには、ティエントのような譜面に書けない音程は一切出てこないですし、譜面も市販されているので、他の音楽をやったことがある方にも入りやすいと思います。
歌詞も、さすがロルカの詩ですから、とても美しいですし、発音練習として音読するだけでも、スペイン語のリズムをつかむ練習にいいですね。
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