コラム
カンテの基礎知識

 
174回 カンテを学ぶということー36

2021年10月10日アップ

実際にカンテを学ぶ順番をお話ししています。
 
ガロティン、ファルーカ、グアヒーラ、コロンビアーナと来て、
今回お勧めするのが、バンベーラとティエントです。
 
本当は、本当のことを言うと、次に難易度が低いのはシギリージャなんです。
 
でも、日本ではシギリージャを初心者向きのカンテだと思って頂けないので、
取りあえず先にバンベーラとティエントに行きたいと思います。
 
バンベーラはソレア系の曲のひとつで、
もともとはセビージャ近郊の村の民謡だったと言われています。
 
それをニーニャ・デ・ロス・ぺイネスがフラメンコのレパートリーに取り入れ、
もう110年ほどがたっています。
 
民謡に近いカンテは、基本的に外国人には難易度が高いものなんです。
 
でも、このバンベーラは日本人にも馴染みやすい穏やかなメロディで、
カンテにまだ慣れていない人にも、楽しんで歌って頂けると思います。
 
ただし、バンベーラはリズムはソレアなので、このバンベーラを学ぶことで、
ソレアのリズムで歌うコツも同時に身に着けて頂きたいですね。
 
次にお勧めなのがティエントです。
ティエントはスペインでは一番最初に習うカンテとして知られています。
 
でも、、、、実はメロディ自体、がっつりフラメンコです。
 
あのフラメンコらしい、長調だか単調だかわからない、
摩訶不思議なメロディをちゃんと持っています。
 
音程も譜面にかけない、ドのシャープとレのフラットが同じではない
カンテらしい音程なんですよね。
 
ああ、私は今カンテを習っているんだ! 
という実感をたっぷり味わえると思います。
 
その実感は少しだけ苦くて、歯ごたえがありすぎるかもしれませんが、
それこそがカンテを学ぶ楽しさなんですから、めげずに楽しんでください。 
  
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実際にカンテを学ぶ順番をお話ししています。
 
ガロティン、ファルーカ、グアヒーラ、コロンビアーナと来て、今回お勧めするのが、バンベーラとティエントです。
 


 
本当は、本当のことを言うと、次に難易度が低いのはシギリージャなんです。
 
でも、日本ではシギリージャを初心者向きのカンテだと思って頂けないので、取りあえず先にバンベーラとティエントに行きたいと思います。
 


 
バンベーラはソレア系の曲のひとつで、もともとはセビージャ近郊の村の民謡だったと言われています。
 
それをニーニャ・デ・ロス・ぺイネスがフラメンコのレパートリーに取り入れ、もう110年ほどがたっています。
 


 
民謡に近いカンテは、基本的に外国人には難易度が高いものなんです。
 
でも、このバンベーラは日本人にも馴染みやすい穏やかなメロディで、カンテにまだ慣れていない人にも、楽しんで歌って頂けると思います。
 


 
ただし、バンベーラはリズムはソレアなので、このバンベーラを学ぶことで、ソレアのリズムで歌うコツも同時に身に着けて頂きたいですね。
 


 
次にお勧めなのがティエントです。
ティエントはスペインでは一番最初に習うカンテとして知られています。
 


 
でも、、、、実はメロディ自体、がっつりフラメンコです。
 


 
あのフラメンコらしい、長調だか単調だかわからない、摩訶不思議なメロディをちゃんと持っています。
 
音程も譜面にかけない、ドのシャープとレのフラットが同じではないカンテらしい音程なんですよね。
 


 
ああ、私は今カンテを習っているんだ! 
という実感をたっぷり味わえると思います。
 
その実感は少しだけ苦くて、歯ごたえがありすぎるかもしれませんが、それこそがカンテを学ぶ楽しさなんですから、めげずに楽しんでください。 
  
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