コラム
カンテの基礎知識

 
167回 カンテを学ぶということー29

2021年8月9日アップ

カンテを聞いて見たものの、なんだかちっとも聞き取れない、
良さがわからない、そんな悩めるフラメンコ初心者の為に、
カンテがちゃんと聞き取れるようになるための、
カンテを聞いて行く順番のお話をしています。
 
前回までで、第6段階までお話が進みました。
 
第1段階 ガロティン、タンギージョ、コロンビアーナ、ファルーカ
第2段階 グアヒーラ、カラコレス、カンティーニャ
第3段階 アレグリアス ティエント
第4段階 カーニャ、ソレア・デ・カディス、シギリージャ
第5段階 ファンダンゴ・アバンドラオ
(ベルディアーレス、ロンデーニャ、ハベゴテ、ハベラ)、カルタヘネラ
第6段階 ペテネーラ、グラナイーナ、マラゲーニャ
 
前回はリブレのカンテでしたが、いかがでしたでしょうか?
 
さすがにハードル高めだと思うんですけど、
第1段階から丁寧に聞いてきた方には、手ごたえがあったと思います。
 
まだなにがなんだか状態の方は、もう一度初心に帰って、
第1段階から聞きなおしてみてくださいね。
 
注:コラムの連載は毎週行っておりますが、
 各段階少なくても3か月はかけて聞きこんでください。
 このコラムと一緒にカンテを聞きこみはじめた方は、
   ぼちぼち第2段階に進んでもいいと思います。
 
さて、今日は第7段階にお話しを進めましょう。
 
前々回はアバンドラオからレバンテのカンテをききはじめました。
そして、前回はリブレのカンテを聞いて頂きました。
 
前々回、前回と準備が整ったので、
今回は満を持してレバンテのリブレのカンテです。
 
レバンテのリブレのカンテと言えば、タラント、タランタ、ミネラですね。
(ファンダンゴ・デ・ミネラを加える方もいます。)
 
タラントは踊り歌として、日本では4拍子で歌われることが多いですが、
もともとはファンダンゴのリズムのカンテ。
 
スペインでは、いまでもカンテソロとしてはファンダンゴのリズム(12拍子)
で歌われています。
 
YOUTUBEなどで音源を探すときも、カンテソロのタラントが出てきたら、
ほぼ12拍子だと思います。
 
タラントは、タランタを4拍子で歌う時の名前、
なんて勘違いをする方も多いのですが、
ここまでカンテとじっくり付き合ってきた方なら、
その違いはメロディだとはっきりわかるでしょう。
 
各曲種の違いは、あくまでもメロディ。
同じメロディに色々な曲種の名前がついていることはありません。
 
たとえば、アレグリアスを12拍子のリズムで歌っても、
4拍子のタンゴのリズムで歌っても、
それはアレグリアスに変わりはないんです。
 
たとえ4拍子の乗せられていたとしても、
ちゃんとアレグリアスだと認識できるまで、
丁寧に音源を聞きこんでくださいね。
 
えっと、今回聞いて頂くのはレバンテのカンテでしたね。
 
前々回聞いて頂いたカルタヘネラよりは少しディープだと思いますが、
頑張って聞いてみてください。
 
ちょっと変てこなレバンテ独特の音程にも、ぼちぼち慣れて来るころかもです。
 
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前回までで、第6段階までお話が進みました。
 


 
第1段階 ガロティン、タンギージョ、コロンビアーナ、ファルーカ
第2段階 グアヒーラ、カラコレス、カンティーニャ
第3段階 アレグリアス ティエント
第4段階 カーニャ、ソレア・デ・カディス、シギリージャ
第5段階 ファンダンゴ・アバンドラオ
(ベルディアーレス、ロンデーニャ、ハベゴテ、ハベラ)、カルタヘネラ
第6段階 ペテネーラ、グラナイーナ、マラゲーニャ
 


 
前回はリブレのカンテでしたが、いかがでしたでしょうか?
 
さすがにハードル高めだと思うんですけど、第1段階から丁寧に聞いてきた方には、手ごたえがあったと思います。
 


 
まだなにがなんだか状態の方は、もう一度初心に帰って、第1段階から聞きなおしてみてくださいね。
 


 
注:コラムの連載は毎週行っておりますが、各段階少なくても3か月はかけて聞きこんでください。このコラムと一緒にカンテを聞きこみはじめた方は、ぼちぼち第2段階に進んでもいいと思います。
 


 
さて、今日は第7段階にお話しを進めましょう。
 
前々回はアバンドラオからレバンテのカンテをききはじめました。そして、前回はリブレのカンテを聞いて頂きました。
 
前々回、前回と準備が整ったので、今回は満を持してレバンテのリブレのカンテです。
 


 
レバンテのリブレのカンテと言えば、タラント、タランタ、ミネラですね。
(ファンダンゴ・デ・ミネラを加える方もいます。)
 


 
タラントは踊り歌として、日本では4拍子で歌われることが多いですが、もともとはファンダンゴのリズムのカンテ。
 
スペインでは、いまでもカンテソロとしてはファンダンゴのリズム(12拍子)で歌われています。
 
YOUTUBEなどで音源を探すときも、カンテソロのタラントが出てきたら、ほぼ12拍子だと思います。
 


 
タラントは、タランタを4拍子で歌う時の名前、なんて勘違いをする方も多いのですが、ここまでカンテとじっくり付き合ってきた方なら、その違いはメロディだとはっきりわかるでしょう。
 


 
各曲種の違いは、あくまでもメロディ。
同じメロディに色々な曲種の名前がついていることはありません。
 


 
たとえば、アレグリアスを12拍子のリズムで歌っても、4拍子のタンゴのリズムで歌っても、それはアレグリアスに変わりはないんです。
 
たとえ4拍子の乗せられていたとしても、ちゃんとアレグリアスだと認識できるまで、丁寧に音源を聞きこんでくださいね。
 


 
えっと、今回聞いて頂くのはレバンテのカンテでしたね。
 
前々回聞いて頂いたカルタヘネラよりは少しディープだと思いますが、頑張って聞いてみてください。
 


 
ちょっと変てこなレバンテ独特の音程にも、ぼちぼち慣れて来るころかもです。
 
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