コラム
カンテの基礎知識
164回 カンテを学ぶということー26
では、カンテが聞こえるようになるための、聞く順番の話しに戻りましょう。
今まで、聞きこむカンテの順番は、
第1段階 ガロティン、タンギージョ、コロンビアーナ、ファルーカ
第2段階 グアヒーラ、カラコレス、カンティーニャ
第3段階 アレグリアス ティエント
と進んできました。
ここまで来るのに、早い人でも1年くらいはかかると思います。
1年も!!! なんて言わないでくださいね。
だって、第4段階には、すごいカンテが待ち構えているんですもん。
では、ここまでちゃんと聞こえるようになった人だけが進める、
次に聞くべきカンテは???
カーニャ、ソレア・デ・カディスそしてシギリージャです。
お待たせいたしました。
ソレアにシギリージャ 来たー!!!
♪どんどん ぱふぱふ♪
ここまで地道に頑張ってくれば、もうソレアもシギリージャも怖くないですね。
ここで、しつっこいですが、もう一度確認します。
アレグリアスやティエントは、ちゃんとクリアーしましたか?
まだのあなたは、アレグリにティエント
ちゃんと聞きこんでから進んでください。
そうしないと、、、ソレアもシギリージャも
聞こえるようになるのは難しいかもですよ。
では、まずは同じソレア系のカンテでも、
聞きやすいカーニャから始めることをお勧めします。
というのも、カーニャはメロディアスで聞き取りやすいことと、
実はメロディが1つしかないから。
え? メロディがひとつの割に、長い感じがします?
カーニャは、メインのラメンテ(イーイーイー)がある部分と、
その後のカンビオ、最後の俗にマチョと呼ばれているリズミカルで速い部分と
セットになっていて、その全体がセットでひとつと数えます。
他にメロディのバリエーションはないですから、
メロディはひとつしかないって言うんですよ。
カーニャは、メロディがはっきりとしていてソレアのグループの
カンテとしては、比較的馴染みやすいと思います。
カーニャに慣れてきたら、次は普通のソレアに進むタイミングなのですが、
ソレアもシギリージャもメロディがそれぞれ20個以上もあるので、
ただ適当に色々な音源を聞いているだけでは、
どれがどれやらわからなくなっちゃうんですよね。
そこで、ソレアに関しては、ソレア・デ・カディスと
明記されている音源だけまず聞いてみて下さい。
(それでも、メロディは5種類以上あると思います。)
ソレア・デ・カディスのそれぞれのメロディがはっきり聞き分けられるまで、
ここでしばらくのんびり頑張りましょう。
もちろんソレアだけ聞いていても飽きちゃうと思いますので、
今までに聞きこんできたカンテも並行して聞くといいですね。
一度ちゃんと聞こえるようになったカンテは、
新しいカンテを聞きこんでいる間に、同時に聞いても大丈夫なんですよ。
そうそう、復習の段階に入ったら、
もっと色々な歌手の音源を探すのもいいですね。
聞こえる耳を作るためには、
自分の性別と同じ歌手ばかり聞いていた訳ですから、
この段階では、女性なら男性のカンテを聞いてみるのもいいですし、
あえて1920年ごろの古い録音なんかを聞いてみるのも面白いかもしれません。
そうやって色々なバリエーションを聞くことで、
よりはっきりそのカンテがわかってくると思います。
とにかくソレア・デ・カディスの聞き込みには、
じっくり取り組む必要があるので、
今まで聞きこんできたカンテを順に復習しながら、並行して聞くといいですね。
そして、ソレア・デ・カディスがクリアーできたら、
他のソレア(トリアーナやアルカラ)に進む前に、
シギリージャに入ることをお勧めします
シギリージャにもメロディがたくさんあるので、
適当に音源を探して聞くと迷子になりやすいので、
なるべく一つのメロディに絞りましょう。
シギリージャでも一番簡単なのは、やはりカディス系のシギリージャですね。
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今まで、聞きこむカンテの順番は、
第1段階 ガロティン、タンギージョ、コロンビアーナ、ファルーカ
第2段階 グアヒーラ、カラコレス、カンティーニャ
第3段階 アレグリアス ティエント
と進んできました。
ここまで来るのに、早い人でも1年くらいはかかると思います。
1年も!!! なんて言わないでくださいね。だって、第4段階には、すごいカンテが待ち構えているんですもん。
では、ここまでちゃんと聞こえるようになった人だけが進める、次に聞くべきカンテは???
カーニャ、ソレア・デ・カディスそしてシギリージャです。
お待たせいたしました。
ソレアにシギリージャ
来たー!!!
♪どんどん ぱふぱふ♪
ここまで地道に頑張ってくれば、もうソレアもシギリージャも怖くないですね。
ここで、しつっこいですが、もう一度確認します。
アレグリアスやティエントは、ちゃんとクリアーしましたか?まだのあなたは、アレグリにティエントちゃんと聞きこんでから進んでください。
そうしないと、、、ソレアもシギリージャも聞こえるようになるのは難しいかもですよ。
では、まずは同じソレア系のカンテでも、聞きやすいカーニャから始めることをお勧めします。
というのも、カーニャはメロディアスで聞き取りやすいことと、実はメロディが1つしかないから。
え? メロディがひとつの割に、長い感じがします?
カーニャは、メインのラメンテ(イーイーイー)がある部分と、その後のカンビオ、最後の俗にマチョと呼ばれているリズミカルで速い部分とセットになっていて、その全体がセットでひとつと数えます。
他にメロディのバリエーションはないですから、メロディはひとつしかないって言うんですよ。
カーニャは、メロディがはっきりとしていてソレアのグループのカンテとしては、比較的馴染みやすいと思います。
カーニャに慣れてきたら、次は普通のソレアに進むタイミングなのですが、ソレアもシギリージャもメロディがそれぞれ20個以上もあるので、ただ適当に色々な音源を聞いているだけでは、どれがどれやらわからなくなっちゃうんですよね。
そこで、ソレアに関しては、ソレア・デ・カディスと明記されている音源だけまず聞いてみて下さい。(それでも、メロディは5種類以上あると思います。)
ソレア・デ・カディスのそれぞれのメロディがはっきり聞き分けられるまで、ここでしばらくのんびり頑張りましょう。
もちろんソレアだけ聞いていても飽きちゃうと思いますので、今までに聞きこんできたカンテも並行して聞くといいですね。
一度ちゃんと聞こえるようになったカンテは、新しいカンテを聞きこんでいる間に、同時に聞いても大丈夫なんですよ。
そうそう、復習の段階に入ったら、もっと色々な歌手の音源を探すのもいいですね。
聞こえる耳を作るためには、自分の性別と同じ歌手ばかり聞いていた訳ですから、この段階では、女性なら男性のカンテを聞いてみるのもいいですし、あえて1920年ごろの古い録音なんかを聞いてみるのも面白いかもしれません。
そうやって色々なバリエーションを聞くことで、よりはっきりそのカンテがわかってくると思います。
とにかくソレア・デ・カディスの聞き込みには、じっくり取り組む必要があるので、今まで聞きこんできたカンテを順に復習しながら、並行して聞くといいですね。
そして、ソレア・デ・カディスがクリアーできたら、他のソレア(トリアーナやアルカラ)に進む前に、シギリージャに入ることをお勧めします
シギリージャにもメロディがたくさんあるので、適当に音源を探して聞くと迷子になりやすいので、なるべく一つのメロディに絞りましょう。
シギリージャでも一番簡単なのは、やはりカディス系のシギリージャですね。
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