コラム
カンテの基礎知識

 
108回 簡単ボイトレ(15)歌詞の表現

2020年4月12日アップ

久しぶりに初心に帰って、ひとりで出来るボイトレをご紹介したいと思います。
 
今回は、歌唱力アップに欠かせない、歌詞の表現について、
1人で出来る練習方法をご紹介したいと思います。
 
*この文章を書いているのは、2020年4月12日
 COVIT-19の緊急事態宣言が出た直後です。
 これからしばらくの間、なるべく外出しないで家で過ごすことになりました。
 時間を持て余している方も多いと思いますし、
 特に一人暮らしの方は一日誰とも話さないなんて日もあるかもしれないので
 ぜひぜひ取り入れて、気分もすっきりして欲しいと思って書いています。
 
歌詞の表現というと、
スペイン語かー、、、とため息をついているそこのあなた。
 
すでにカンテを学んでいる方はもちろんスペイン語で、
でも、他のジャンルの歌の方や、
これからカンテをと思っている方は日本語でもOK。
(すでにカンテを学んでいる方が日本語で行っても、
効果はちゃんとありますよ。)
 
ちなみに、バイレの方にもギターの方にも、
表現力が豊かになるのでぜひ試して頂きたいと思います。
 
その方法とは、ずばり 音読!
 
声に出して、なにか文章を読むことです。
 
音読はボイトレとは違うと思われるかもしれませんが、
実際ボイトレのレッスンでも、音読はよく用いられています。
明瞭な発音の為に、そして言葉に思いを込める練習としても使われています。
 
音読する素材は、出来れば詩や小説などの文学作品がいいと思います。
 
もちろん、カンテ練習生の方は、カンテの歌詞がいいですよね。
 
なにか題材を用意したら、実際に声に出して読むのですが、
できればどんどん先に読んでいくのではなく、
1行ずつに区切って、丁寧にゆっくり読んでみてください。
 
そしてできれば、1行を何度も何度も繰り返し、
その文章が何を言いたいのか、自分がそれをどう表現したいのか、
実際に自分の声を使って表現して見ましょう。
 
ここで、大事なことがひとつ。
文学作品に正しい理解とか表現とかはありません。
自分自身がどう感じるかが全てです。
 
”そういうの苦手。正解を教えてください。”
そう思ったあなた。
 
そんなあなたにこそ、この音読はとっても役に立つと思います。
 
カンテでもバイレでもなんでもそうですが、芸術表現に正解はありません。
あくまでも自分がどう感じたかを表現するのが芸術。
 
普段、自分の表現を出すなんて機会は少ないと思いますが、
自分一人での音読なら、誰にも文句を言われることもないので、
安心して自分の表現を見つけられます。
 
たとえば、同じ文章でも喜怒哀楽全ての感情で読んでみると、
今までと全く違う内容に感じられたりするので、

 
文章全体の意味も、今までとは違ってくることもあるんですよ。
 
そうやって、言葉を丁寧に理解し、自分らしく表現して行くと、
今までただの活字に見えていた言葉が命を持つのがわかると思います。
 
活字に命を持たせることで、なんと自分の声にも説得力が生まれるんです。
 
実は、特にボイストレーニングをしなくても、
毎日音読を丁寧に行うだけで、声の質にも磨きがかかると言われています。
 
歌でもおしゃべりでも、説得力ある声をお望みの方、ぜひお試しください。
 
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久しぶりに初心に帰って、ひとりで出来るボイトレをご紹介したいと思います。
 
今回は、歌唱力アップに欠かせない、歌詞の表現について、1人で出来る練習方法をご紹介したいと思います。
 


 
*この文章を書いているのは、2020年4月12日、COVIT-19の緊急事態宣言が出た直後です。これからしばらくの間、なるべく外出しないで家で過ごすことになりました。時間を持て余している方も多いと思いますし、特に一人暮らしの方は一日誰とも話さないなんて日もあるかもしれないのでぜひぜひ取り入れて、気分もすっきりして欲しいと思って書いています。
 


 
歌詞の表現というと、スペイン語かー、、、とため息をついているそこのあなた。
 
すでにカンテを学んでいる方はもちろんスペイン語で、でも、他のジャンルの歌の方や、これからカンテをと思っている方は日本語でもOK。
(すでにカンテを学んでいる方が日本語で行っても、効果はちゃんとありますよ。)
 


 
ちなみに、バイレの方にもギターの方にも、表現力が豊かになるのでぜひ試して頂きたいと思います。
 
その方法とは、ずばり 音読!
 
声に出して、なにか文章を読むことです。
 


 
音読はボイトレとは違うと思われるかもしれませんが、実際ボイトレのレッスンでも、音読はよく用いられています。明瞭な発音の為に、そして言葉に思いを込める練習としても使われています。
 


 
音読する素材は、出来れば詩や小説などの文学作品がいいと思います。
 
もちろん、カンテ練習生の方は、カンテの歌詞がいいですよね。
 


 
なにか題材を用意したら、実際に声に出して読むのですが、できればどんどん先に読んでいくのではなく、1行ずつに区切って、丁寧にゆっくり読んでみてください。
 


 
そしてできれば、1行を何度も何度も繰り返し、その文章が何を言いたいのか、自分がそれをどう表現したいのか、実際に自分の声を使って表現して見ましょう。
 


 
ここで、大事なことがひとつ。文学作品に正しい理解とか表現とかはありません。自分自身がどう感じるかが全てです。
 


 
”そういうの苦手。正解を教えてください。”そう思ったあなた。
 
そんなあなたにこそ、この音読はとっても役に立つと思います。
 


 
カンテでもバイレでもなんでもそうですが、芸術表現に正解はありません。あくまでも自分がどう感じたかを表現するのが芸術。
 


 
普段、自分の表現を出すなんて機会は少ないと思いますが、自分一人での音読なら、誰にも文句を言われることもないので、安心して自分の表現を見つけられます。
 


 
たとえば、同じ文章でも喜怒哀楽全ての感情で読んでみると、今までと全く違う内容に感じられたりするので、文章全体の意味も、今までとは違ってくることもあるんですよ。
 


 
そうやって、言葉を丁寧に理解し、自分らしく表現して行くと、今までただの活字に見えていた言葉が命を持つのがわかると思います。
 
活字に命を持たせることで、なんと自分の声にも説得力が生まれるんです。
 


 
実は、特にボイストレーニングをしなくても、毎日音読を丁寧に行うだけで、声の質にも磨きがかかると言われています。
 
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