コラム
カンテの基礎知識
フラメンコの基礎知識
(23)フラメンコの歌詞に出てくる恋愛・結婚
<アンダルシア人の恋愛感はヒターノとは違うの?>
フラメンコの歌詞を理解するのに必要な知識シリーズ、
キリスト教に引き続き、アンダルシアの人々の恋愛、結婚について、
お話ししていきたいと思います。
キリスト教のところにも書いたんですが、
実はフラメンコの歌詞って、キリスト教の信仰を歌ったものが一番多いんです。
約30%くらいがそうだと言われています。
他には、日常生活のことやお国自慢、家族のあれこれなんかが多くて、
恋愛にかんすることは10%くらいだと言われています。
でも、日本人のもつカンテのイメージって、
恋愛ものが多いって感じじゃないですか?
えっと、、、これはあくまでも私見なんですけど、
日本人って、わりとよく恋愛のこと考えていますよね?
でも、スペイン人って、それほどでもないんですよ。
そのあたりの理由も、彼らの恋愛や結婚感、そしてその実情にあると思います。
今回の内容は、
あくまでも私が直接知り合った現地のお嬢さん?方に教わったもの。
セビージャをはじめ、アンダルシアの農村部での考え方なので、
マドリッドやバルセロナなどの都会とはかなり異なる、
、、、、昔っぽい感じです。
でも、フラメンコの歌詞に登場するのは、
ほぼこのあたりの人達の考え方なので、
今時の進んだスペイン人とは、一線を画しているんですよね。
ちなみに、ヒターノの恋愛感は、
一般のアンダルシア人とは違って独特のようなので、
なるべく分けて考えて頂くといいと思います。
カンテの歌詞は、あくまでも一般のアンダルシアの人達向けで、
ヒターノ人たちに共感してもらう為ではないそうなので、
ヒターノっが歌っている歌詞だとしても、
ヒターノの恋愛感を理解していなくても、
カンテの歌詞の理解には問題ないようです。
(ヒターノ達は、自分たちの文化や考え方を公表することはありません。
ヒターノに向けて歌う歌詞も、もしかしたらあるのかもしれませんが、
もしあったとしてもあくまでも仲間内だけのもの。
カンテを家族以外の人前で歌ったり録音したりする時は、
お金を稼ぐためにやっているので、
聞く人が感動しやすい歌詞を選んでいるのだそう。
彼らのとって、カンテを聞く人=お客さん、つまり非ヒターノ人達なので、
こういうことになるそうなんです。)
<最新のコラムはメルマガでもお読み頂けます。
<ご希望の方はメルマガ登録フォームからご登録ください。
フラメンコの歌詞を理解するのに必要な知識シリーズ、キリスト教に引き続き、アンダルシアの人々の恋愛、結婚について、お話ししていきたいと思います。
キリスト教のところにも書いたんですが、実は、フラメンコの歌詞って、キリスト教の信仰を歌ったものが一番多いんです。約30%くらいがそうだと言われています。
他には、日常生活のことやお国自慢、家族のあれこれなんかが多くて、恋愛にかんすることは10%くらいだと言われています。
でも、日本人のもつカンテのイメージって、恋愛ものが多いって感じじゃないですか?
えっと、、、これはあくまでも私見なんですけど、日本人って、わりとよく恋愛のこと考えていますよね?
でも、スペイン人って、それほどでもないんですよ。そのあたりの理由も、彼らの恋愛や結婚感、そしてその実情にあると思います。
今回の内容は、あくまでも私が直接知り合った現地のお嬢さん?方に教わったもの。セビージャをはじめ、アンダルシアの農村部での考え方なので、マドリッドやバルセロナなどの都会とはかなり異なる、、、、昔っぽい感じです。
でも、フラメンコの歌詞に登場するのは、ほぼこのあたりの人達の考え方なので、今時の進んだスペイン人とは、一線を画しているんですよね。
ちなみに、ヒターノの恋愛感は、一般のアンダルシア人とは違って独特のようなので、なるべく分けて考えて頂くといいと思います。
カンテの歌詞は、あくまでも一般のアンダルシアの人達向けで、ヒターノ人たちに共感してもらう為ではないそうなので、ヒターノっが歌っている歌詞だとしても、ヒターノの恋愛感を理解していなくても、カンテの歌詞の理解には問題ないようです。
(ヒターノの人達は、自分たちの文化や考え方を公表することはありません。ヒターノに向けて歌う歌詞も、もしかしたらあるのかもしれませんが、もしあったとしてもあくまでも仲間内だけのもの。カンテを家族以外の人前で歌ったり録音したりする時は、お金を稼ぐためにやっているので、聞く人が感動しやすい歌詞を選んでいるのだそう。彼らのとって、カンテを聞く人=お客さん、つまり非ヒターノ人達なので、こういうことになるそうなんです。)
<最新のコラムはメルマガでもお読み頂けます。
<ご希望の方はメルマガ登録フォームからご登録ください。