コラム
カンテの基礎知識

 
各パロ(曲種)ごとの表現 (4)ファルーカ

2018年5月13日アップ 

 
各パロ(曲種)ごとの表現方法に関してのコラム4回目ファルーカです。
 
日本人にとっても馴染みやすいメロディのファルーカ。
懐かしの昭和歌謡のように感じる方も多いかもしれませんね。
 
ファルーカはもともとスペイン北部の民謡でした。
ガロティンと一緒にヒットして、フラメンコに取り込まれたカンテ。
フラメンコらしさは少し低めでしょう。
 
ファルーカを辞書で調べると、鷲や鷹の一種の鳥とあります。
スペインの動物図鑑で見てみたら、とっても大きい肉食の鷲っぽい、
黒とこげ茶のMIXになった鳥でした。
羽を広げると2m近くになる大きさのようです。
 
その大きな鳥が、ゆっくりと大空を舞う様子をイメージすると、
ファルーカは歌も踊りも表現しやすいと思います。
 
リズムもゆったりとした2拍子。
 
イイーイイと続く、ラメンテ(意味は嘆き)の部分は、
特に感情表現が大事になる部分。
 
嘆きという意味のように、カンテはしっかり嘆くことが大事で、
踊りも嘆きを表現しているということをお忘れなく。
 
また、ラメンテは速くなってしまう方が多い部分なんですが、
あくまでも嘆きの表現なので、
スピードも他の部分よりゆっくり目がいいでしょう。
 
特にカンテは、ラメンテの部分と歌詞のある部分の歌い分けを
しっかりするようにしてください。
 
歌詞のある部分は、しっかり歌詞の意味が届くように言葉を大事に歌い、
ラメンテはその結果としての感情表現となります。
 
また、踊りの場合は、最後にスピードを速くする部分があると思いますが、
ティエントなどと違って、速くなったからと言って開放的にはなりません。
 
あくまでも、ファルーカの感情がより強くなった部分と考えて、
最後まで雰囲気を壊さないようにしましょう。
 
カンテで、最後に速い部分を付けるときも一緒です。
  
 <最新のコラムはメルマガでもお読み頂けます。
<ご希望の方はメルマガ登録フォームからご登録ください。

 
各パロ(曲種)ごとの表現方法に関してのコラム4回目ファルーカです。
 
日本人にとっても馴染みやすいメロディのファルーカ。懐かしの昭和歌謡のように感じる方も多いかもしれませんね。
 


 
ファルーカはもともとスペイン北部の民謡でした。ガロティンと一緒にヒットして、フラメンコに取り込まれたカンテ。フラメンコらしさは少し低めかもしれませんね。
 


 
ファルーカを辞書で調べると、鷲や鷹の一種の鳥とあります。
スペインの動物図鑑で見てみたら、とっても大きい肉食の鷲っぽい、黒とこげ茶のMIXになった鳥でした。羽を広げると2m近くになる大きさのようです。
 


 
その大きな鳥が、ゆっくりと大空を舞う様子をイメージすると、ファルーカは歌も踊りも表現しやすいと思います。
 


 
リズムもゆったりとした2拍子。
 


 
イイーイイと続く、ラメンテ(意味は嘆き)の部分は、特に感情表現が大事になる部分。
 
嘆きという意味のように、カンテはしっかり嘆くことが大事で、踊りも嘆きを表現しているということをお忘れなく。
 


 
また、ラメンテは速くなってしまう方が多い部分なんですが、あくまでも嘆きの表現なので、スピードも他の部分よりゆっくり目がいいでしょう。
 


 
特にカンテは、ラメンテの部分と歌詞のある部分の歌い分けをしっかりするようにしてください。
 
歌詞のある部分は、しっかり歌詞の意味が届くように言葉を大事に歌い、ラメンテはその結果としての感情表現となります。
 


 
また、踊りの場合は、最後にスピードを速くする部分があると思いますが、ティエントなどと違って、速くなったからと言って開放的にはなりません。
 


 
あくまでも、ファルーカの感情がより強くなった部分と考えて、最後まで雰囲気を壊さないようにしましょう。
 
カンテで、最後に速い部分を付けるときも一緒です。
  
 <最新のコラムはメルマガでもお読み頂けます。
<ご希望の方はメルマガ登録フォームからご登録ください。

カンテデンランヒータ
カンテデナランヒータ
 
カンテデナランヒータ
 
カンテデナランヒータ
 
カンテデナランヒータ