コラム
カンテの基礎知識
フラメンコのコツ (1)パルマの基本
実際に役立つフラメンコのコツの1回目です。
生徒に、なにかカンテ以外に学びたいことはありますか?と聞くと、
必ずあがるのがパルマです。
<いい音がでない、
<スピードが一定にならない、
<アクセントがわからなくなる、
などなどなど・・・
<きっとリズム感がないんですね。
そう仰る方も多いですね。
でもね、今まで多くのパルマに悩む生徒さんをお教えしましたが、
実際にリズム感に問題のある方って、本当に少ないんです。
ゼロとはいいませんが、100人に1人というか、、、、そんな感じ。
多くの方は他に原因があるので、
これから、このコラムでその原因と対処方法をご紹介していきたいと思います。
まず、1回目にご紹介するのが、原因の中でも一番多いもの。
たぶん、パルマが苦手の方の過半数がこれにあたると思うので、
ぜひチェックしてみてくださいね。
その原因とは、、、、、
手や腕の筋力不足 です。
いずれこのコラムでも、足音のお悩みについて書こうと思っているのですが、
足音のお悩みを持つ多くの方は、実は足と腹筋・背筋の筋力が不足しているって、
知ってましたか?
フラメンコに係ることは、とかくリズム感の問題だと思う方が多いですよね。
でも、実は体をしっかり鍛えることが基本中の基本。
スペイン人はもともと日本人より筋力が強いようですが、
スペイン人フラメンコアーティストは日々踊るため、
歌う為の筋トレを欠かしません。
よく動く柔軟で強い筋肉がなければ、
どんなに脳がリズミカルに信号を出しても、
体は動いてはくれませんから。
では、パルマに必要な簡単筋トレをご紹介しましょう。
本日の簡単筋トレは <タオル絞り>。
スポーツタオル、またはバスタオルなどの
ある程度大きめで厚みのある乾いたタオルを1枚用意してください。
たたんで、くるくると巻いて、太めのペットボトルのような形にします。
そうしたら、両手を前に出して、両手で上からタオルを握ります。
まず右手を向こうに、左手を手前にひねって、
タオルをぎゅーっとしぼります。
そうしたら、ひねる方向を左右逆にして同じようにしぼりましょう。
各5回ずつくらい繰り返してください。
次は、今度はタオルの持ち方を変えます。
横に持っていたタオルを縦に持つんですが、握り方は竹刀と一緒です。
(前にだした両手をグーにして、上下に重ねる感じです。)
両手でタオルを握ったら、両手を内側にぎゅーっとしめるように絞ります。
左右の手を逆にして、この運動も各5回くらい繰り返してください。
運動の頻度は週に数回でいいと思いますが、
手首やひじなど関節に痛みが出た場合は、
この運動を中止し、それ以上続けないでください。
運動が終ったら、両腕をぶらぶらとゆすって、
肩も回して力を抜くことをお忘れなく。
手首やひじなどの関節ではなく、
腕の筋肉や、手のひらの筋肉に疲れや軽い筋肉痛が出た場合は、
ちゃんと運動になっている証拠なので、
少しづつ回数を加減しながら続けてみてください。
(ひどい筋肉痛の場合は、しばらく運動を休んで様子をみてください。)
次回は、リズムを持続させるコツをご紹介したいと思います。
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実際に役立つフラメンコのコツの1回目です。
生徒に、なにかカンテ以外に学びたいことはありますか?と聞くと、必ずあがるのがパルマです。
<いい音がでない、
<スピードが一定にならない、
<アクセントがわからなくなる、
などなどなど・・・
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そう仰る方も多いですね。
でもね、今まで多くのパルマに悩む生徒さんをお教えしましたが、実際にリズム感に問題のある方って、本当に少ないんです。ゼロとはいいませんが、100人に1人というか、、、、そんな感じ。
多くの方は他に原因があるので、これから、このコラムでその原因と対処方法をご紹介していきたいと思います。
まず、1回目にご紹介するのが、原因の中でも一番多いもの。たぶん、パルマが苦手の方の過半数がこれにあたると思うので、ぜひチェックしてみてくださいね。
その原因とは、、、、、
手や腕の筋力不足 です。
いずれこのコラムでも、足音のお悩みについて書こうと思っているのですが、足音のお悩みを持つ多くの方は、実は足と腹筋・背筋の筋力が不足しているって、
知ってましたか?
フラメンコに係ることは、とかくリズム感の問題だと思う方が多いですよね。
でも、実は体をしっかり鍛えることが基本中の基本。スペイン人はもともと日本人より筋力が強いようですが、スペイン人フラメンコアーティストは日々踊るため、歌う為の筋トレを欠かしません。
よく動く柔軟で強い筋肉がなければ、どんなに脳がリズミカルに信号を出しても、体は動いてはくれませんから。
では、パルマに必要な簡単筋トレをご紹介しましょう。
本日の簡単筋トレは <タオル絞り>。
スポーツタオル、またはバスタオルなどのある程度大きめで厚みのある乾いたタオルを1枚用意してください。
たたんで、くるくると巻いて、太めのペットボトルのような形にします。
そうしたら、両手を前に出して、両手で上からタオルを握ります。
まず右手を向こうに、左手を手前にひねって、タオルをぎゅーっとしぼります。そうしたら、ひねる方向を左右逆にして同じようにしぼりましょう。各5回ずつくらい繰り返してください。
次は、今度はタオルの持ち方を変えます。
横に持っていたタオルを縦に持つんですが、握り方は竹刀と一緒です。(前にだした両手をグーにして、上下に重ねる感じです。)両手でタオルを握ったら、両手を内側にぎゅーっとしめるように絞ります。左右の手を逆にして、この運動も各5回くらい繰り返してください。
運動の頻度は週に数回でいいと思いますが、手首やひじなどの関節に痛みが出た場合は、それ以上続けないでくださいね。
運動が終ったら、両腕をぶらぶらとゆすって、肩も回して力を抜くことをお忘れなく。
手首やひじなどの関節ではなく、腕の筋肉や、手のひらの筋肉に疲れや軽い筋肉痛が出た場合は、ちゃんと運動になっている証拠なので、少しづつ回数を加減しながら続けてみてください。(ひどい筋肉痛の場合は、しばらく運動を休んで様子をみてください。)
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