コラム
カンテの基礎知識

 
簡単ボイトレ (9)音程がよくなるちょっとしたコツ

2018年3月11日アップ 

 
1人でできる簡単ボイトレの9回目です。
 
今回はとうとう音程を取り上げちゃいますよ。
 
音程でお悩みの方って、本当に多いと思います。
実はこの私も、大学時代はだいぶ音程に苦しんだんです。
今となっては笑い話ですけど、当時は本当に悩みました。
(私は音大出身ではありません。聖歌隊での話しです。)
 
えっと、、、
歌の最初っから最後まで、ずっと音程狂いっぱなしの方は、
今回はちょっと対象外とさせて頂きますね。
 
というのも、そういう場合は、
やっぱりちゃんとボイトレの先生につかないと難しいんです。
 
で、今回取り上げる方法は、歌いだしは音程があっていたはずなのに、
途中でなんだか少しづつ狂っちゃうなんて方には、
結構効果があったりすると思います。
 
さて、ここで質問です。
歌を歌う時、裏声って使いますか?
 
高い方の音になると、自然と裏声になっちゃうっていう方も多いと思います。
でも、ご自身がどのあたりの音で裏声になるか正確にご存知ですか?
 
実は、裏声になる音程は、その日の体調やその前に歌っている音なんかで、
結構変わったりするので、<私は ラ で変ります。>みたいに、
一概には言えないんです。
 
それに、音程が下からだんだん上がっていくようなメロディの時は、
ドのあたりで裏声に変わる人も、
逆に音程が下がってくるようなメロディでは、ラ あたりまで裏声で歌って、
ソで表声に変わったりもして。
 
多くの人の場合、同じ音が表声でも裏声でも出せる部分があるんですよね。
 
個人差はかなりあるんですが、
一般に日本人女性の場合、ラ から ド くらいまでは、
表でも裏でも、どちらの声でも歌えるようです。
 
ですから、その日の気分や調子で、
その間の音は、日替わりで? 
表声で歌ったり、裏声で歌ったりしちゃう人も多いかも。
 
問題はここ、<日替わり>っていう部分。
 
何かスポーツをやる方はご存じだと思いますが、
たとえばゴルフの場合、距離に応じて打つクラブを決めますよね?
 
同じ距離でも、
  今日はいけそうだから、5番アイアンで行っちゃおうとか、
  今日は疲れているから ドライバーだ。
みたいに、きまぐれにクラブを変えるのはご法度なはず。
 
決まった距離にはいつも同じクラブを使って打つのが、
安定した飛距離と方向の基本だって聞きます。
(ちなみに私はゴルフはやらないんですけど、
テレビのゴルフ番組はよく見ています。受け売りでごめんなさい。)
 
実は歌も一緒で、
同じ歌を歌うのに、その日の調子やきまぐれで、
同じ部分を表声で歌ったり、裏声で歌ったりすると、
ゴルフで言う飛距離、、、つまり音程が安定しなくなるんです。
(なかなか理解しにくいかもしれませんが、
 歌を歌うことも、立派な筋肉の運動です。)
 
では、本日のコツに行きたいと思います。
 
それは、歌を練習するときに、
どの音を表声で、どの音を裏声で歌うのかをあらかじめ決めてしまう事。
 
これです♪
 
表声と裏声では、喉の筋肉の使い方が違うって知ってますか?
 
実際に表声と裏声を交互に出してみると、
喉当たりの筋肉の使い方が違うのがわかると思います。
(わかりにくい方、丁寧にゆっくりやってみてくださいね。 
 しばらく繰り返すと、表声と裏声が自在に使い分けられるようになって、 
 筋肉の使い方も違いも、感じられるようになると思います。)
 
つまり、
  表声で歌うと決めた音は、必ず表で歌い、
  裏声で歌うと決めた音は 必ず裏で歌うと、  
  歌う為に使う喉の筋肉を、毎回同じように動かすことになるので、
  体がその筋肉の使い方を覚えてくれるようになるんです。
 
それで、体が正しい筋肉の使い方を毎回してくれれば、、音程も安定するという訳。
 
歌の上達の秘訣は、いきあたりばったりで取りあえず歌うのではなく、
前もって決めるべきことは、しっかり決めてから練習する事。
 
この原則は、息継ぎの時と一緒なんですよ。
  
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1人でできる簡単ボイトレの9回目です。
 
今回はとうとう音程を取り上げちゃいますよ。
 


 
音程でお悩みの方って、本当に多いと思います。実はこの私も、大学時代はだいぶ音程に苦しんだんです。今となっては笑い話ですけど、当時は本当に悩みました。
 


 
えっと、、、
歌の最初っから最後まで、ずっと音程狂いっぱなしの方は、今回はちょっと対象外とさせて頂きますね。
 
というのも、そういう場合は、やっぱりちゃんとボイトレの先生につかないと難しいんです。
 


 
で、今回取り上げる方法は、歌いだしは音程があっていたはずなのに、途中でなんだか少しづつ狂っちゃうなんて方には、結構効果があったりすると思います。
 


 
さて、ここで質問です。
歌を歌う時、裏声って使いますか?
 


 
高い方の音になると、自然と裏声になっちゃうっていう方も多いと思います。でも、ご自身がどのあたりの音で裏声になるか正確にご存知ですか?
 


 
実は、裏声になる音程は、その日の体調やその前に歌っている音なんかで、結構変わったりするので、<私は ラ で変ります。>みたいに、一概には言えないんです。
 


 
それに、音程が下からだんだん上がっていくようなメロディの時は、ドのあたりで裏声に変わる人も、逆に音程が下がってくるようなメロディでは、ラ あたりまで裏声で歌って、ソで表声に変わったりもして。
 


 
多くの人の場合、同じ音が表声でも裏声でも出せる部分があるんですよね。
 


 
個人差はかなりあるんですが、一般に日本人女性の場合、ラ から ド くらいまでは、表でも裏でも、どちらの声でも歌えるようです。
 
ですから、その日の気分や調子で、その間の音は、日替わりで? 表声で歌ったり、裏声で歌ったりしちゃう人も多いかも。
 


 
問題はここ、<日替わり>っていう部分。
 


 
何かスポーツをやる方はご存じだと思いますがたとえばゴルフの場合、距離に応じて打つクラブを決めますよね?
 
同じ距離でも、今日はいけそうだから、5番アイアンで行っちゃおうとか、今日は疲れているから ドライバーだ。みたいに、きまぐれにクラブを変えるのはご法度なはず。
 


 
決まった距離にはいつも同じクラブを使って打つのが、安定した飛距離と方向の基本だって聞きます。
(ちなみに私はゴルフはやらないんですけど、テレビのゴルフ番組はよく見ています。受け売りでごめんなさい。)
 


 
実は歌も一緒で、同じ歌を歌うのに、その日の調子やきまぐれで、同じ部分を表声で歌ったり、裏声で歌ったりすると、ゴルフで言う飛距離、、、つまり音程が安定しなくなるんです。
(なかなか理解しにくいかもしれませんが、 歌を歌うことも、立派な筋肉の運動です。)
 


 
では、本日のコツに行きたいと思います。
 
それは、歌を練習するときに、どの音を表声で、どの音を裏声で歌うのかをあらかじめ決めてしまう事。
 
これです♪
 


 
表声と裏声では、喉の筋肉の使い方が違うって知ってますか?
 
実際に表声と裏声を交互に出してみると、喉当たりの筋肉の使い方が違うのがわかると思います。
 


 
(わかりにくい方は、丁寧にゆっくりやってみてくださいね。しばらく繰り返すと、表声と裏声が自在に使い分けられるようになって、筋肉の使い方も違いも、感じられるようになると思います。)
 


 
つまり、
表声で歌うと決めた音は、
 必ず表で歌い、
裏声で歌うと決めた音は 
 必ず裏で歌うと。 
 
歌う為に使う喉の筋肉を、毎回同じように動かすことになるので、体がその筋肉の使い方を覚えてくれるようになるんです。
 


 
それで、体が正しい筋肉の使い方を毎回してくれれば、、音程も安定するという訳。
 


 
歌の上達の秘訣は、いきあたりばったりで取りあえず歌うのではなく、前もって決めるべきことは、しっかり決めてから練習する事。
 
この原則は、息継ぎの時と一緒なんですよ。
  
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